下記の講演会を開催しました。記録的な大雪の中、多数の皆様にご参加頂き有難うございました。

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１.　日 時　　2016年1月26日（火）10：30〜12：00

２.　場 所　　佐賀大学理工学部8号館5階 国際環境科学セミナー室

３.　講 師と演 題

　　　　　田原　太平 主任研究員

　　　　　独立行政法人　理化学研究所

　　　　　田原分子分光研究室

　「見えないものを観る」

田原先生は理化学研究所（和光）のご所属で、分子分光学の分野を代表する研究者です。特に超短パルスレーザーを用いた超高速分光において最先端の研究を展開されています。皆様のご参加をお願いします。

【概要】短パルスレーザー技術の発達で現在では百兆分の一秒～十兆分の一秒（10～100フェムト秒）という極めて短い光パルスを使って様々な分光実験を行うことできるようになっている。このような極短光パルスをフラッシュのように用いることで反応する分子の核の動きをリアルタイムで観測することができる。また、極めて短い時間にエネルギーが集中するという性質を利用して液体表面にある分子だけを選択的に観測することもできる。講演ではフェムト秒パルスを利用した新しい分光計測によって観測できるようになった分子の振る舞いについて述べ、分光研究の先端について議論したい。

講演会のスナップ写真

雪の佐賀大学